就活ノウハウ

【所感】日本の就活において体育会が強い3つの理由

こんにちは。

マーチの商社マンこと、よーく(Twitter)です。

就活シーズンということで、私が回答者として参加しております外資就活相談室に質問がちらほらと来ております。ちょうど1年程前から参加し、累計100件の質問に答えてきました。今年も引き続き回答していくので、よろしくお願いします。

過去の質問閲覧およびご質問はコチラからどうぞ:外資就活

就活生からよく来る質問はいくつかに分類できますが、その中でも多いのが次のような質問です。

体育会じゃないと難しいですか?

総合商社は体育会出身者が多い印象が世間的にあるので、このような質問がくることは当然だと思います。

ちなみにこの質問に答えるとすると、「体育会じゃなくてもいけます(私自身非体育会)、しかし体育会の方が内定取れる可能性は高いです」ということになります。

この体育会の方が内定取れる可能性が高いというのは、別に総合商社に限ったことではありません。体育会率が低い企業を受ける場合でも、体育会の方が内定の可能性は高いと思います。優遇があるとかそういうのではなくて、体育会を通して積める経験・その経験から培われるマインドは、現状の就活システムにおいて非常に評価されやすいということです。だから、体育会が強いのです。

では、その就活で評価されやすい体育会を通して積める経験、とはどのようなものでしょうか。個人的な意見ですが、大きく3つあると感じます。

  1. 圧倒的結果を出すための努力&試行錯誤の経験
  2. 四六時中チームワークを意識する経験
  3. 上下関係の厳しい環境で過ごす経験

就活で評価されやすのはこの3要素を持つ学生。体育会所属という肩書だけで、「この3要素を持っていそう」という錯覚を与えることができるゆえに体育会が強いのです。
※逆に日本企業で働くには、この3要素が必要になるということでもあります。

では、この3要素を具体的に説明していきます。

圧倒的結果を出すための努力&試行錯誤の経験

これは一言では言い表せないので、ポイントを以下の通りまとめますね。

★圧倒的な結果を出すために、毎日自分を甘やかすことなく厳しい練習を欠かさない。
★ただ漫然と練習するのではなく、どうすれば自分及びチームのパフォーマンスが向上するかを考え抜く
★またライバルの分析も欠かさない

仕事で成果を出すために、まさに同様のマインドが必要であり、体育会で4年間(人によっては幼少期からずっと)活動してきた学生は、社会に出てからも同様のマインドで戦い抜けると判断されます。事実、体育会出身者は比較的このマインドを保ちながら仕事にコミットしている印象です(特に成果に厳しい私大体育会出身者)。

所謂「PDCA」ですね。これを自分の身体に鞭打ってやっているわけですから、そりゃ評価されますよね。

例えば、陸上競技部。結果(記録)が全ての代表的なスポーツなので、1秒でも縮めるために毎日きつい練習をします。これは金融業界(特に証券会社)の営業職ならば、ほぼ落ちないでしょう。

四六時中チームワークを意識する経験

大学スポーツで成果を出すには、当たり前ですがチームワークが不可欠です。競技中のチームワークはもちろん、寮生活が基本ですので、私生活面でのチームワークも求められます。

日系企業はチーム主義が強いので、四六時中チームワークが求めれた環境にいた体育会は重宝されます。

思い返せば、ESや面接の質問として「チームで頑張ったことはなんですか?」というものが結構ありました。「個」としての優秀さはもちろん大事ですが、それ以上に「チームの中で上手く立ち振る舞えるか」の方を評価している印象があります。

体育会の話に戻すと、ラグビー・アメフト・サッカー・ラクロスなどの掛け算のスポーツ(競技中になチーム間の連携でパフォーマンスが0にも無限にもなる)は、大エースがいても敗戦する可能性があるほどチームワークが不可欠なので、就活ウケが抜群にいいです。
※掛け算のスポーツと対になるのは、足し算のスポーツ。例えば、バレーボール・野球・駅伝など大エースがいればある程度勝率が担保されるスポーツ。

上下関係の厳しい環境で過ごした経験

体育会の上下関係でというと、OB・監督・先輩・後輩です。もちろん大学や部活にも寄りますが、歴史ある部活ほど厳しいようです。「先輩の支持は絶対」という部活もまだたくさんあります。

そういう意味では、最近働き方改革が進んできている企業よりもブラックな環境かもしれません。日系企業は年功序列色が強く、上下関係を重んじるので、体育会出身者は受け入れやすいのです

また、上下関係を重んじるということは基本的に組織への帰属意識があるので、すぐには退社しないだろうとも思われます。※実際、上下関係の厳しい体育会出身者ほど辞めてない印象。私大のラグビー・アメフトなど

番外編

これは大事な前提条件なのですが、敢えて最後の番外編に持ってきました。

体育会が強い理由は、上記3要素を持っているからですが、そもそもそれは競合相手である他の学生と比べての話です。つまり、ほとんどの大学生はバイト・サークル・飲みで4年間を過ごすからこそ、体育会の強さが際立つのです。

さいごに

もちろん上記3要素の強弱は体育会の学生でも人それぞれですが、基本的に体育会所属というだけで、3要素を満たしていると見られます。面接でボロを出そうが、体育会という肩書があるだけである程度評価されるのです。これは錯覚資産なので、効率的に使いましょう。

上記のように体育会が強い理由を因数分解すると、現状の就活システムで評価されやすい要素を把握することができるので、もし自分は体育会所属ではなくても、この要素に自分の体験を当てはめてアピールしていけばよいのです。

ここまで読んだ方ならお分かりかと思いますが、「体育会だから強い」というのは正しくなく、正しくは「3要素を持つ就活生は強い」です。体育会は3要素を持っている可能性が高く、そもそも面接官に対して、3要素を持っているという固定観念を抱かせることができる、と言う意味で有利なのです。

しかし、体育会の方は、意外とこの事実を認識していません。なので、上記をしっかり認識すればより効率的にアピールすることができます。

就活シーズンももちろん日々の練習はあるので、情報取集する時間がないのもわかります。しかし、だからこそ少し行動するだけで周囲の体育会生と差をつけることができます。

今は非常に便利な時代で、体育会生専用の就活サポートサービス(無料があるようです。体育会ではない私たちはもちろんサービスを受ける権利はありません。こういった情報は知っているか知っていないかによって、ライバルとの大きく差が出るので、使えるものは使い倒すが吉です!

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以上、日本の就活において体育会が強い理由を私なりに考察してきました。

体育会生にとっての鬼門は、「筆記試験」だと思います。普段勉強する習慣がない人も多いでしょうし、筆記試験は何よりも機械的に合否判定されてしまうので、体育会優遇がある企業でも救済できないことがあります。

ですので、筆記試験だけでも早いうちに対策しましょう!

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