1留MARCH文系卒のYorkです。
今回はMARCH(明治・青山・立教・中央・法政)レベルの就活生向けに、一流企業内定に向けての大事な大事な心得をお届けします。
私自身がMARCH文系学部卒(1留)であり、そんな私の経験を基にお届けします。
私は自分に嘘をつかない自己分析と業界研究を行い受ける企業を絞っていきまして、その結果なんとMARCHとしては無謀な程の一流企業しか残りませんでした。
やりたいことが特になかった私が、どのよう企業を絞っていったかはこちらの”note“にて
私は考え抜きました。どうしたら内定ゲットができるかと。
内定には2方面の戦略が必要だと私は考えています。
- 就活に臨む上で必要な「精神面」(心得)での戦略
- 選考を突破するために必要な「テクニック面」での戦略
今回は、上記1の精神面=心得について説明していきたいと思います。
多くのMARCH学生さんは一流日系企業からの内定獲得を目的に就活をすることになると思います。これからお伝えする心得を常に持っておくことで、就活に対して自信が持てるようになるだけでなく、たとえ選考に落ちた時もメンタルを平然に保てるようになることでしょう。
下記3つのポイントを、就活が本格化する前に是非とも心得てほしいと思います。
また、MARCH就活生必見とタイトルに書きましたが、行きたい企業の平均学歴が自分が通う大学の学歴よりも高い全ての就活生にとって読んでいいただく価値があると考えております。私自身がMARCH出身であるため、下記以降に登場する例としてMARCHを出しているだけとお考え下さい。
では一つ一つ見てきましょう!!
ライバルはMARCH勢だ!早慶を意識する必要はなし
先ず認識してほしいこと、就活は競争です。例えるならば椅子取りゲームみたいなもので、限られた枠を奪い合うゲーム。先輩に添削してもらったピカピカの自己PRと志望動機がハキハキと言え、面接官と手ごたえのある言葉のキャッチボールができたからといって選考に通過するかどうかなどわかりません。競争なので競争相手がいるからです。周囲の就活生に勝ってはじめて選考突破となるのです。そのため、常にライバルを意識して戦略を練る必要があります。
※戦略の練り方は別途記事にしたいと思います。
さて、本題に入ります。
一流企業内定を目標に就活に臨むMARCH就活生が陥りがちな大きな勘違いがあります。
それは、
「早慶を意識しライバル視すること」です。

総合商社や大手広告代理店を目指している学生は、加えて東大・京大さえもライバルとして捉えてしまっていることかと思います。
このような「勘違い」をしているMARCH就活生の頭の中はこんな感じなんじゃないでしょうか。
無理もありません。
更に言うと、MARCH学生の多くは早慶を第一志望として受験勉強を頑張っていたため、早慶の学生に対して過剰に意識しがちです。特に明治・立教にこの傾向が強いです。
ちなみに私も学歴コンプレックスは全くありませんが、早稲田落ちMARCHです。
就活という人生がかかった舞台で早慶の学生と一緒になると委縮してしまう学生が多いのです。これは仕方のないことです。受験戦争で負けているので。
※余談ですが、MARCHと同ランクの関関同立に関していうと、関西には早慶レベルの私立がなく「早慶落ち」というステータスが発生しにくいので、こうのような委縮傾向は稀です。
実際、一流企業の内定者を見ると、早慶以上の学歴で大半を占めます。そのため、スタートの段階で自信を無くしてしまうのもわかります。しかし、調べたらわかる通りMARCHも採用しております。
総合職も毎年のようにMARCHから取ってます。
東洋経済の総合商社特集に載ってるけど、これが歴然たる学歴の壁なんだよね。しばらくはこの比率は崩れないだろうから、それぞれの大学生は自校内の競争だし、リストに載ってない学生は諦めるか、抜群の実績で食い込むか。
いずれにしても旧帝大、早慶上智、関関同立MARCH以外は圧倒的少数。 pic.twitter.com/Qep37hP3uC
— イシコ (@newsalaryman_21) 2018年11月16日
という声が聞こえてきそうですが、違います。
答えは簡単です、MARCH用に採用枠があるはずなのです。
ということは、MARCH内定者は、MARCH内の競争を勝ち抜いた学生なのです。
我々MARCHのライバルは早慶ではなく、MARCHなのです。このことを理解しているかどうかで気の持ちようがだいぶ違うかと思います。また、競争するライバルとしてもMARCHの方が戦いやすそうな気がしませんか。
- 採用人数が数十人といった少なめな企業は厳選採用をしているため、面接以降は基本的に学歴は関係なくなり基本的にガチンコ勝負です。もちろん迷った時の比較要素としては、学歴が出てきてしまうため、そうなると負けます。
- また、外資金融や外資コンサルは学歴至上主義なので超超絶スペックでない限り不可です。
最後に、すごく大事なことなのでもう一回言います。
ライバルはMARCH勢だ!早慶を意識する必要はなし
応募人数ではなく、実質倍率で考えろ!
前章の通り、MARCH就活生が最も勘違いしてしまいがちである「早慶をライバル視する」ことが不要だとわかりました。基本的にはMARCH用に枠があるからです。MARCHの採用0というのは基本的にないです。
さて、ここで1つ疑問が沸いた方もいるのではないでしょうか。
もっともな疑問です。MARCH各大学の学生数を見てみましょう。
<MARCH19卒学生人数(大学院を含む)>
明治大学 | 8,000人 |
---|---|
青山学院大学 | 4,900人 |
立教大学 | 5,000人 |
中央大学 | 6,100人 |
法政大学 | 8,800人 |
(参照元:各大学HP)
確かにMARCHの学生数は多いですね。
採用枠についてですが、例えば総合商社で言うとMARCHレベルの枠が最も少ないのは確かです。しかし、ご安心ください。
なぜならば、受けらないと思いESさえ出さず諦めてしまう学生が多いため、倍率で考えると早慶よりも低いからです。
一方、早慶について、MARCHと比べ採用枠は多いですが、その分かなりの割合の学生が受けます。特に政経や法などの上位学部生徒はほぼ皆が総合商社や電博を受けるようです。早慶は学部間で差があり、商や文は苦戦気味のようです。対してMARCHは全部一緒。立教だろうと、法政だろうと、中央なのに法じゃなかろうが関係ないです。
これはなかなか大変な競争ではないでしょうか。
状況を理解してもらうために、少し極端な数字ですが、実質倍率にすると次の通りMARCHの方が倍率が低いことがあります。
- 早慶 :採用枠100、 応募者10,000 ⇒100倍
- MARCH:採用枠10、 応募者500 ⇒50倍
※大体です。
なんと、MARCHの方が受かりやすいのです!!
さらに言ってしまうと、準備もせずに記念受験的にエントリーしている学生もいるので、それを割引くともっと倍率は下がります。
学歴の壁を感じる必要はなく、むしろMARCHでよかったーとさえ思ってよいくらいです。
事実私はそう思っております。私はかなり戦略を練って就活しましたが、もし早慶だとしたら総合商社から内定を取れていなかったかもしれません。
<追記>
本記事の主旨からは外れますが、旧帝大をライバル視して委縮してしまっている早慶にも同じことが言えます、ライバルは東京一工ではなく、構内です。政経や法などが強敵ですので戦略的にすすめましょう。
応募人数ではなく、実質倍率で考えろ!
構内ナンバーワンを目指せば良い
早慶をライバル視しなくてよいことがわかり、さらに我々MARCHの方が内定を取りやすいこともわかりました。どうでしょうか。徐々に自信が持ててきたのではないでしょうか。
大学に行ったらキャンパス内を見渡してみてください。周囲にいる彼・彼女らがライバルです。
もし、あなたが総合商社志望だとしたら、構内の志望者の中でナンバーワンを目指してみましょう。
ライバルの顔が明確になったので、具体的にどのような戦略を練ればライバルに勝てるかが少しづつわかっていくはずです。構内ナンバーワンのレベルに達すれば、全MARCH内でも基本的にトップ層に入れる(実はこの時点で既に大半の早慶をも上回っています。)ので、構内のライバルのことだけ意識しましょう。
そう!ライバルは予想以上に少ないのです!
ライバルを分析し、自分オリジナルの就活戦略が固まってくると自然と自信がわいてくるものです。すると自身からオーラが生まれ、それは自然と面接官にも伝わるのです。これにより話に説得性とあなたに対する信頼感が生まれます。
こうなればしめたものです。好循環期に入り、選考はとんとん拍子で進みます。もし落ちたところで、それは自分に合わなかっただけだと思うことができ、無駄に落ち込むこともなくなります。
最後に大事なこと
以上、3つのポイントを心得て就活に臨むのが一流企業内定の近道ですが、ひとつ現実的なことを話しておきます。
一次面接、二次面接は東京・京大・早慶と土俵が同じです。
ご安心ください。
これら初期段階の面接は平均以下のパフォーマンスの学生を落とす感じなので、基本的に他の学生と比べながら選考されるわけではありません。相対評価というよりは絶対評価です。
(もちろん企業により、または面接官によっては比べますでしょうが、このように考えた方が精神衛生上いいのでそう自分に思い込ませてください)
逆にこの段階では学歴は無力です。むしろライバルはいません。いかに準備通り自分をアピールできるかです。当ブログメディア通り準備すればここで落ちることはないでしょう。
以降の面接は、生き残ったMARCH勢での最後の勝負です。
就活が本格化する前に必ず心得ておいてくださいね!
まとめ
1.ライバルはMARCH。早慶のことは意識しない
2.MARCHの方が実質倍率は低い。むしろMARCHでよかったとさえ思っていい
3.〇〇業界志望者の中で構内トップを獲る意気込みで戦略を練る
この心得はロジカルな面もありますが、半分くらいは精神論です。ただ、就活というストレスのかかる活動に取り組むからには、良い意味で自分を洗脳しておいた方が気が楽です。
この記事を何回か読むだけで、自分の意識が勝手に良い方向に変わることでしょう。
疎かにしがちな筆記試験の対策もお忘れなく。

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York