就活はゲームだと思っているYorkと申します。
3月1日より就活が解禁になりまして、就活生の皆様は説明会やウェブテスト、選考の準備など徐々に忙しくなっていくことと思います。
さて、就活における選考のファーストステップでといえばESですが、どうやって書いたらいいのかわからない、という学生さんもいるのではないでしょうか。
それは全く恥ずかしいことではなく誰でも最初は当然のことです。こういった類の文章を作ったことがないだけの話です。例え、ガクチカ、自己PR、志望動機がバッチリという学生も書き方を知らないと、自分の想いが伝わらず落とされてしまうリスクさえあります。
ESの書き方は、ウェブサイトを調べればたくさん出てきますが、今回は私も採用していた「PREP法」という手法をお伝えします。この手法を使えば、簡単に、体裁の整ったESを量産することができます。
先ずは、ESを作成する上で必要不可欠な心構えについてお伝えします。
結論ファースト
タイトル通り「結論から書く」ということです。
分かりやすく以下2文を例に説明します。
Q.なぜ弊社を志望しますか。
A.
私は大学時代サッカーサークルに所属しており~ました。また~です。以上の理由から御社を志望します。
B.
〇〇だからです。なぜなら、所属しているサッカーサークル~。
A、Bどちらが自然に感じますか。
正解は「B」です。 としかもAはそもそも質問に答えられていません。なぜかというと英語で見てみると一目瞭然です。
質問文が「Why~」であるに対して、Aは「I’m~」、Bは「Because~」です。
一方でBのように答える際も注意点があります。それは、一言目の回答を端的に表現するということです。修飾表現がたくさんあって、1文が長いと、何を言いたいのかがわからなくなってしまいます。
結論ファーストで書くことを頭に入れておいてください!!
あなたの姿を脳内再生できるかどうか
ESにはあなたのエピソードを書きますが、気を付けて頂きたいのは、相手に「あなたの姿を脳内再生」させることができる表現を使うことです。
そのためには、他の学生には書けないあなたオリジナルの具体例を入れることが重要です。サッカーサークルで優勝したエピソードを例にとると、そのための具体的な行動として「メンバー一人ひとりと会話をすることで、チームの団結を高めた」などが多いです。しかし、こういった少々抽象的な内容は誰でも書けてしまいます。
そのため、より具体的でオリジナリティ溢れるエピソードを盛り込み、あなたという人間を脳内再生させてあげてください。
企業側は、脳内再生できて初めて、自社の社風にあっているか、利益に貢献できそうか、などを判断することができます。
ESが簡単に書けるPREP法
いよいよPREP法の説明をします。この通りに書けば、どんな内容であろうとある程度の体裁のESに仕上げることができます。
下記をご覧ください。
Point=結論 ~だからです。
Reason=理由 なぜなら~という理由からです。
Example=具体例 具体的には~です。
Point=結論 ~です。
「なぜ弊社を志望しますか」を使用例にみてみましょう。
Point
結果が評価される環境に魅力を感じるからです。
Reason
なぜなら、私は大学時代にボクシングサークルで勝つことで評価される世界に身を投じていたからです。
Example
大学単位ですと、勝利を重ねなければ上位リーグに入ることはできず、個人ですと、試合で勝利し続けなければレギュラーから外される環境でした。そのため私は、勝利を得るためにはどう試合を展開すれば良いか逆算しながら日々鍛錬に励んでおりました。
Point
以上のような世界で育った私は、御社のような結果が評価される環境に魅力を感じたため志望しております。
サクッと書きましたが、上記のように使用します。
また、上記文章には前項でお伝えした「結論ファースト」と「あなたの姿の脳内再生」という大事な要素も盛り込むことができております。
まとめ
さて、最後にまとめです!
ESを作成する上で意識必須の心得
①結論ファースト
②あなたの姿を脳内再生させる
ES簡単作成ツール「PREP法」
結論→理由→具体例→結論
この記事を2,3回読んで、何回か実践していただくだけで、書類選考可能なESを量産することができるでしょう。
PREP法について理解いただけましたら、下記の記事で実践的なテクニックを紹介していますので、よろしければご覧ください。

テストセンターで落ちたら全てが台無しなので、同時に対策することを強くおすすめします。たかが筆記試験、されど筆記試験です。

頑張ってください!
York