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【York流】企業研究の方法&エントリ企業の絞り方

こんにちは。中国系商社マンのYorkです。

以前、noteに私の就活時代の企業選びの方法について記事を投稿しました。

具体的に言うと、「やりたいことは何ですか?」という就活生が向き合わねばならない問いに対して、就活当時の私はどのようなプロセスで考えていたかという内容です。

結論を言うと、「やりたいこと」がないことを自覚し、たくさんあった「やりたくないこと」をリストアップ&該当する企業を除外し残った企業を受ける、という作戦で就活に臨んだのです。

このnoteに対してコメントをいくつかもらいましたが、外資就活ドットコムで下記のようなご質問を頂きました。

私の回答は見ての通りなのですが、
確かに「やりたくないこと」を本音ベースでリストアップしたものの、どの業界どの企業にそのリストアップした要素があるのかを見極める作業の方法を説明してませんでした。
冒頭で書いた言葉で言うと赤字部分の作業ですね。

「やりたいこと」がないことを自覚し、たくさんあった「やりたくないこと」をリストアップ&該当する企業を除外し残った企業を受ける

私個人の意見ですが、就活における企業研究というのは、正にこの作業のことだと考えています。

※1社調べると、基本的には同業界であれば他社も類似の環境なので、ここでは業界研究という言葉は使わないことにしています。

では、この作業をどのように進めていけばよいのでしょうか。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は私流の企業研究の方法について話します。

企業研究の意味を再度考えてみる

先ずは、「企業研究」とは何かを考えてみましょう。

議論のたたき台として、大手人材会社は企業研究についてどう解説しているのか見てみることにします。
「企業研究」とググって一番上にきたマイナビのページを参照します。

色々書いてあるなかで、企業研究のために具体的に調べる14のポイントについて書かれていたので下記に引用します。

  1. 代表取締役
  2. 企業理念
  3. 設立年・資本金・株式公開・事業拠点
  4. 詳しい事業内容
  5. 業績
  6. 成長性
  7. 景況・経済動向による影響度
  8. 競争
  9. 社風
  10. キャリア形成の環境
  11. 職種
  12. 勤務条件
  13. CSR活動・ダイバーシティーの取り組み
  14. 関連会社

それぞれポイント毎の詳しい解説はサイトを見ていただければと思いますが、私が感じたのは株式投資家がする企業研究みたいだな~ということです

しかも調べる項目が多すぎますし、就業経験のない学生には理解し得ない事柄もあるかと思います。

企業研究のポイントは自分とのマッチング度を調査することです。
マッチング度を測るために、細かな業績・事業内容などは必要ありません。そのため、四季報や日経新聞を熟読する必要などないのです。これらはさらっと把握しておく程度で問題ありません。

冒頭でご説明した、リストアップ済みの「やりたくないこと」の有無を調査する
これこそが企業研究なのではないかと思います。

リストアップ済みの「やりたくないこと」を分解する

今後は、「やりたくないこと」という表現ではなく、外資就活ドットコムで頂いた質問内の言葉をお借りし「避けたい要素」とします。

避けたい要素をリストアップしたら、それをどう利用して業界・企業を絞り込めばよいのか。
※大事なことなので再度言いますが、この絞り込む作業こそ企業研究です!!

「避けたい要素」を眺めているだけでは中々前に進めないことでしょう。そこで、この「避けたい要素」を「環境マター」「業務マター」に分解します。
それぞれの定義は以下の通り。
環境マター・・・転勤の有無、勤務形態、給与関連、キャリア形成の環境などの感覚で基盤的な要素
業務マター・・・BtoC or BtoB、飛込み営業?、語学の要否、接待の多さなどの実務に直結した要素

環境マター:転勤の有無、勤務形態、給与関連、キャリア形成の環境などの感覚で基盤的な要素
業務マター:BtoC or BtoB、飛込み営業?、語学の要否、接待の多さなどの実務に直結した要素

ちなみに私が就活時代に挙げた「避けたい要素」を分解したものが以下です。

<環境マター>
×国内地方転勤あり
×過度な成果主義
×土日勤務あり
×資格勉強に追われる
×入寮が強制
×下請け的な働き方が強いられる
×給料極端に安い

<業務マター>
×飛込み営業
×BtoC
×英語多用する

迷ったら感覚でオッケーです。

環境マターが多いですねー。就業経験のない学生さんも環境マターが多くなると思います。

次項では具体的な方法を説明します。

実際に絞ってみる(私の例を使用)

さて、前項の通り「避けたい要素」を分解できたら、いよいよ企業を絞っていきます。ポイントは、先ずは「環境マター」で絞るということです。

なぜならば、就活生は就業経験がないので業務マターにおける「避けたい要素」を出したものの、本当のところが理解(イメージ)し切れていないかもしれないからです。一方、環境マターは「×土日勤務」など容易にイメージがつきます。

また、環境は何よりも大事だと思います。業務マターで満足してても、環境マターがダメなので転職する人はいますが、業務マターはダメでも、環境マターが満足であれば転職しない人は多いです。やはり仕事をする上での基盤となっている環境マターに関しては真剣に見る必要があります。

では、私のを事例に絞る作業をしてみましょう。ここからが具体的な方法といったところです。とは言っても難しくありません。

<環境マター>
重要度★★★★★ ×国内地方転勤あり
重要度★     ×過度な成果主義
重要度★★★★★ ×土日勤務あり
重要度★★★   ×資格勉強に追われる
重要度★     ×入寮が強制
重要度★★    ×下請け的な働き方が強いられる
重要度★★★   ×給料極端に安い

上記のように、項目ごとに重要度を定めて、高い順に当てはめていきます。私の場合は「国内転勤あり」と「土日勤務あり」が重要度MAXだったので、先ずはこれを当てはめます。この作業が正に企業研究です。「環境マター」はウェブで調べれば直ぐにわかるので、比較的簡単に研究できると思います。

「国内転勤あり」と「土日勤務あり」で絞ると、金融業界・大半のメーカー・レジャー業界が外れます。
これらはウェブでちょちょっと調べれば直ぐにわかりますね!

(因みに金融とメーカーが外れると就活のスケジュールがかなり楽になります。特に金融は説明会参加必須の企業が多いのです。)

この2項目だけでかなり絞ることができ、また、私の場合「業務マター」の2項目が重要度高めだったので、次は「業務マター」を見ていくことにしました。

<業務マター>
重要度★★★★★  ×飛込み営業
重要度★★★★   ×BtoC
重要度★★     ×英語多用する

「飛込み営業」は金融業界に多く既に完了済み。残った中の「BtoC」で言うと、旅行業界ですかね。ここで言うBtoCは、業務で接する相手が消費者という意味です。

ここまで行くとほぼ業界は絞られます。細かい調整をして結果、商社・広告・一部ITらへんが残りました。ここだけの話ですが、海運・石油・不動産デベロッパーをエントリーさえしていなかったのはミスでした。笑

「避けたい要素」の有無について、「環境マター」は採用ホームページの情報からある程度調べられますが、「業務マター」の大半は採用ホームページには書いていません。

そこで、調べ方を工夫する必要があります。どのように調べるかというと「生身の声」を集めるのです。もし自分が社員だったら、日々どのように業務を進めていくことになるのかをイメージしながら調査をしていくと、調査の精度が高まります。
主に以下3つの場所で生身の声を集めることができます。

①OB訪問,企業説明会
②転職クチコミサイト Vorkersなど https://www.vorkers.com/
③SNS(主にTwitter)

最後に

 

以上が、私流の企業研究方法です。読んでいくうちに何となく感じた方もいるかと思いますが、企業研究用のノートとかを準備する必要はなく、ふとした瞬間にスマホのメモアプリで行う程度で絞り込み作業自体はできます。

重要なのは情報収集です。特に「業務マター」における。これをしっかりやれば、自分が企業で働くイメージをつけることができます。このイメージがあるかないかで、面接で話す内容の説得力にも影響してきます。面接官は、その学生が自分の会社で成果を出せる人間かどうかをチェックするので、働き方がイメージできている学生は面接の場でどういう言い方をすれば評価されるかさえもイメージすることができるようになるのです。

ご不明点ありましたら、コメント欄に残していただけますと幸いです!

あくまでも私流の企業研究の方法として、皆さんのご参考になれば嬉しいです。

York